韓国人のそいつ

私のクラスには同じ日に入学した子が二人います。


そのうちの一人は韓国から来た子で、明るくて少しお調子者な感じがする可愛い良いやつです。


授業初日、めちゃくちゃ緊張して不安でいっぱいの私の隣に座っていたそいつ。


授業と授業の間の休憩時間に携帯のアプリを使って


”僕も英語は苦手です”
”一緒に頑張っていきましょう!”
”僕たちはきっと仲良くなれます”


と話しかけてくれたそいつ。


うう〜
その言葉にどれだけ救われたことか


そんなそいつは授業で先生に名前を聞かれると必ず、少し強調した感じで、


”イングリッシュネームでいいですか?”
”僕の名前はショーンです”


と答えます。


アジア人の名前はわかりづらかったり難しかったりするので伝わり易くする為にイングリッシュネームを作るそうです。
中国の方や韓国の方は作ってる人が多いみたい。
ちなみに作り方は決まっておらず、自分の好きな名前を使っていいそうです。


そしてそいつに


”ショーンね!Ok!”
”で、韓国の名前は??”


と、再び名前を聞く先生。


すると、あまり言いたくなさそうなショーン


でも、ぐいぐい聞く先生。


そんな彼の韓国名は









キム ◯ョン ウー


だから名前言いたくなかったのか・・・


ちなみに私達は三種類の授業を受けるので、3人の先生がいます。


なので三回同じやり取りをしなきゃいけないショーンなのでした。


ちゃんちゃん




ショーンが私ともう一人の同期の子に


”二人に渡そうと思って持ってきました”


と言って、くれたお菓子。


早く英語を覚えてショーンともっとお話ができるようになりたい!